抹茶ババロアに見る、不便さを慈しむということ。
有名だよね、紀の善の抹茶ババロア!
もう10年来のファンです。
658円とお高めだけど、神楽坂に来るとついつい買ってしまう。
新卒時代は市ヶ谷で働いていたからお店も近かったけれど、あのころはデザートに658円も出せなかったよなw
濃厚な抹茶ババロアに、甘さ控えめの生クリーム、上品な甘さのつぶあん。
これらをお口に入れたときの幸せ感と言ったらアナタ!!
洋菓子派の私も大満足の、和洋折衷甘味なのです。
原材料を見ても、添加物などいっさい使っていない。
コンビニでスイーツ買おうとすると、原材料を見てげんなりするもの。
添加物表示のオンパレードで、食べ物というか工業製品を食べさせられている気になる。
もちろん、そのおかげで日持ちして、大量生産ができて、低価格で全国どこでも24時間販売できる。
その恩恵にあずかれることはありがたいことなのだけど…。
私は、多少高くても、「人の手で作られた」ことがわかる食べ物を選ぶようにしたいとおもっちょります。
その先にある「本当においしいもの」と出合えるならば、多少の不便さもまた楽し。
じゃないと、原材料にこだわって、時間や手間はかかっても、人と環境に優しいものを作る売り手さん、いなくなっちゃうよ。