怒ると注意するの違いについて考える。
子どもが粗相をしたとき、怒るべきか否か
先日、既婚で子どもはいない友達と話していたときのこと。
その日は、娘さんも一緒に共通の友人宅にお邪魔していました。
友「姪っ子1歳がレストランでカップを割ってしまったんだけど、お母さん怒らないんだよ。最近は怒らない育児が主流なんだって。びっくりした!」
私「私もあまり怒らないよ。怒るというより、注意するかな」
私は、悪意のない人間に怒るのは逆効果だと思っている。それが幼児ならなおさら。
その場ではいうことを聞いても、心の中には不快な感情が溜まってしまうからです。
怒らない、注意する
友人宅からの帰り道、友達がこう言ってくれました。
友「まるこの娘さんへの接し方、すごくいいなと思ってみてたんだ。粗相をすると、なんでいけないのか、さりげなく注意してたよね。怒ると注意するって、たしかに違うんだね!」
私は自分の娘さんへの接し方をそんな風に言ってもらえてとても嬉しかったのと、改めてしつけについて考えました。
少なくとも3歳までは、子どもは善悪の区別がつかない。
好奇心のかたまりの彼らは、その欲求を抑えることが難しい!
だからといって、親も野放図にはできない。
というか、善悪の区別をつけさせることは親の務め。
私が心がけていること
例えば娘さんが本を投げたら、本が悲しむよ、買ってあげたママも悲しむよと、伝えること。
自分が同じことをされたら嫌だよね?と他者の気持ちを想像させること。
そして、もうしないね?とお約束。
うん、と言ったら「いい子ちゃん」と大げさなくらいなでる。
伝えるときに、かがんで目線を合わせることも大事だと思う。
この注意の仕方のおかげか、粗相をしても事態は比較的穏やかに収束します。
肝心なのは、とにかく子どもに悪意はないということを、肝に命じておくことかな。
そうすれば、たいがいのことは腹さえも立たないよ。
とはいえ、夫婦喧嘩していたり、時間がなかったり、イライラしているときは、難しいのだけどね。
以前、キレてしまった記事も書いたし。
子育てって、親に余裕があることが大前提なのでしょうね。
ワンピースをズボンとして履こうとする娘さん。
おいおい、生地が伸びちゃうよ~~
…悪気、ありませんw